Description 1「遮音」と「防音」の違いって？
遮音とは「音が外にもれるのを防ぐ」「外からの音が室内に入るのを防ぐ」ことです。例えばマンション内で楽器を演奏する場合、遮音対策をすると音が一方通行で外へ進まないよう室内に跳ね返して音漏れを防ぎます。
しかし跳ね返すだけでは、室内に音がやまびこのように響き渡ってしまいます。そこで「吸音」をする必要が出てきます。
遮音だけでは音が反響してしまいますし、吸音だけでは音が外に漏れます。どちらかだけでは騒音対策として効果が期待できないのです。
この「遮音」と「吸音」を併せ持つのが「防音」です。
Description 2「防音」のポイント
防音性能を高めるには、素材の重さがポイントです。
軽い素材では防音には不向きです。
■防音性能を高めるPOINT = 重い材料
防音シートも厚みがあって重い方が防音効果は高くなります。
素材として金属粉や鉛の入っていることが特徴です。（今は人体への悪影響が不安視されているためほとんど使っていません）
シートを2枚重ねると防音効果が2倍になるかというとそうではありません。（例：シートを2枚重ねる場合はシートとシートの間をあけることでより効果があがります）
さらに効果を高めるポイントとしては
■隙間を減らす ■空気層を厚くする ■吸音率の高い吸音材を使う
⇒特にビニールカーテン「FT28」はシート連結部に隙間ができない仕様で音漏れを防ぐことができます。
Description 3「ヘルツHz」「デシベルｄB」とは
「ヘルツ」は 周波数の単位。
音の高さを表します。低音と高音。数値が小さいと低い音、数値が大きいと高い音になります。
例）
500Hz：男性の話し声
1,000Hz：女性の話し声
2,000Hz：ソプラノ歌手の歌声
4,000Hz：蝉の鳴き声
「デシベル」は音量の単位。
音の大きさを表します。小音量と大音量。
⇒dBデシベルをHzヘルツに変換することはできますか？
全く別のものを表す単位なので不可能です。「cmをkgに計算できますか？」というのと同じくらい不可能です。
Description 4「音響効果損失」とは
防音シートが遮音できる音は、高音です。
人の声やテレビの音声、高音域の楽器音などがあたります。それよりも低い音に対しては防音が期待できません。扉や戸棚の開閉音、車のエンジン音、工事の音、振動音などです。
鉄筋コンクリート造のような防音性のある建物で、より防音の効果を得ようと防音シートを貼っても、あまり意味はありません。
防音性のない建物に貼ることが適しています。
⇒100dBをどのくらいまで下げれますか?
どのくらいの周波数（音域）かによって数字が変わります。FT27の遮音性能データとして、周波数（音域）によって5〜25dBの遮音性があります。
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無色透明・糸入り透明・半透明・白養生など、多数のビニールシートを取り揃えております。即納可商品有